ポエトリーエンジェル(ネタばれ有)
ポエトリーエンジェルという映画をアマゾンプライムで見た。
何日か前だけど。
ボクシングとか詩とか吃音とか自分に興味のあるものが散らばっていて、
そういうものが映画で見ることができるだけでも自分の中では良かったのだけど、
何日か頭の中でねかせてたら良い映画だったと思わせる大きな要素が他にあった。
伏線とそうでないものがごちゃごちゃになっているのが、
特に個人的にリアリティを感じて良かったと思わせたのだと思う。
就職した友人も、詩のボクシング説明会の時横に座った若い男も、
そこから一切でてこないのだ。
もちろん、友人はヒロインに声をかけたり若い男はふつうの人間なら呆れて帰るが主人公はそうではない、という展開のために用意されているのもあるが、
それがその後一切出ないというのが、現実的に自分には感じられた。
一方、特産品を盗む泥棒がニュースになっており、親が心配するシーンは後で本筋に関わるんだろうなと予測できたし実際にそうなった。
周囲のすべてが物語に絡まりあいすぎているのはどうも創作的すぎる。
でもこうやって今後関わらない人間が出てくるのって自分にはとても良いことだと思えたんだよなあ(まとまれ)